高血圧とコーヒー
お茶のように気軽な飲み物にコーヒーがありますね。
高血圧対策をしている方にとって コーヒーは飲んでいいのかどうなのか・・・ちょっと悩むところですね。
高血圧とコーヒーとの関係について調べてみました。
高血圧の方にコーヒーは?
高血圧の方はコーヒーはちょっと控えたほうが・・という説も以前はあったようです。
というのも、コーヒーを飲むとカフェインなどの作用で一時的に血圧が少しだけ上がる傾向があるため。
ですが、この状態は あくまでも一時的なもの。
ですので コーヒーを毎日飲むことで 血圧がずっと上がる、というわけではありません。
むしろ、最近ではコーヒーの健康効果について注目されるようになっています。
コーヒーはポリフェノールを多く含む飲み物。
ポリフェノールは 体の錆びつきを抑える効果があることで知られています。
動脈硬化の予防ケア、さらには美肌ケアなどにも役立つと考えられています。
コーヒーは 高血圧ケアへの影響は確認できなくても、何かと役立つポリフェノールを多く摂取することができる飲み物なのですね。
コーヒーの注意点とは?
健康飲料ともいえるコーヒーですが、高血圧の方が飲む際に気を付けるべき点がひとつあります。
コーヒーに含まれるカフェインには 覚醒作用があります。
眠気覚ましにコーヒーを飲むという方も多いようですね。
そのコーヒーを 夕方や夜などに飲むことで寝つきが悪くなる、不眠がちになるという場合があります。
不規則な生活、そして慢性的な睡眠不足は血圧に問題を抱えている方にとっては避けたいもの。
夕食後のコーヒータイムが、うっかり体のサイクルを乱しているかもしれません。
規則正しく 夜しっかり眠るためにも コーヒーは飲むタイミングなども調整して活用するようにしましょう。
コーヒーにバナナがおすすめ!
朝にコーヒーを飲むという場合、おすすめなのがバナナもとりいれた朝食です。
といのはバナナはカリウム豊富な果物。
カリウムは 体内の余分な塩分を排出してくれる作用のある成分。
ですので、カリウムを多く含むバナナは高血圧の方にとってまさに味方となる食べ物。
コーヒーと一緒にバナナでおいしく高血圧対策をしてみてはいかがでしょうか?
なお、カリウムは腎臓などに疾患がある方の摂取は望ましくないとされています。
思い当たる方は まずはかかりつけのお医者様に相談してからバナナなどを活用するようにしましょう。