高血圧対策と豆乳
豆乳はコンビニなどでいつでも手に入る身近な飲み物の一つですよね。
コーヒーショップなどで豆乳ラテもメニューで見かけることも多くなりました。
そんな豆乳ですが、血圧対策の飲み物として活用できるのでしょうか?
検証してみました。
豆乳と血圧との関係とは?
豆乳はイソフラボンをはじめとした 様々な栄養素がつまった飲み物です。
豆乳と血圧や健康管理との関係についてご紹介しましょう。
豆乳は大豆を原料にした飲み物。
大豆といえば、イソフラボンを多く含むことで知られていますね。
この大豆イソフラボンですが、 私たちの健康に役立つ成分として知られています。
例えば 大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。
閉経期の女性は、急激な女性ホルモンの減少により コレステロール値が増えやすくなります。
そのため、更年期以降 急に血圧が気になるという女性が増えるのです。
対策の一つとして 大豆イソフラボンを豆乳から摂ることがいま注目されているのですね。
豆乳に含まれる成分の一つであるサポニンには、血液中のコレステロール値を下げる働きがあることで知られています。
血管内に余計な脂肪分があると、どうしても圧が高くなりやすくなります。
サポニンは 血液中の余計な脂肪を洗い流す働きがあります。
ですので 血圧が気になる方、コレステロールについて指摘されている方は このサポニンを多く含む豆乳がおすすめです。
豆乳をはじめとする大豆製品は カリウムを多く含むことで知られています。
カリウムには、体内の余計な塩分を排出するのをサポートする働きがあります。
ですので 豆乳は血圧が気になる方にとって メリットがあると言えますね。
豆乳の原料である大豆には オリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖は私たちの腸の中で 善玉菌のエサとなることで知られています。
腸内環境を整える働きをする善玉菌が活発に働いてくれることで、便秘対策にもつながります。
血圧が気になる方にとっては、お手洗いでいきむのも気になるものですよね。
毎日スッキリのためにも、大豆のオリゴ糖パワーを活用しましょう。
豆乳は 高たんぱく飲料。
たんぱく質は 私たちの体の筋肉をつくるもととなる栄養素。
私たちの体は筋肉量が増えると 代謝量も増えます。
ですので、健康対策だけでなくボディメイクも考えている方にもタンパク質はとても重要です。
血圧が気になる方で、ダイエットをすすめられているという方にとっても、適度な運動だけでなく豆乳などによる植物性のタンパク質の摂取はとても望ましいと言えます。
豆乳のデメリットとは?
豆乳は高たんぱく飲料としても知られています。
タンパク質は私たちの体を作るもととなる大事な栄養素ですので、アスリートも豆乳などの高タンパク飲料を取り入れています。
ですが、体に良い、といっても豆乳はカロリーがゼロというわけではありません。
水代わりにたくさん飲む、となると 思った以上にカロリーを摂取してしまうことにもなります。
200ミリリットル入りのドリンク用の豆乳でしたら 一日あたり2つ程度までにとどめるようにしましょう。
水分補給にはお茶などのカロリー面で安心できる飲み物も取り入れるようにしましょう。
いかがでしょうか?
豆乳は上手に取り入れることで 毎日の健康管理に役立つ飲み物ということがおわかりいただけたでしょうか?
お茶なども活用しながら、血圧対策をしてゆくことをおすすめします。